子育てもわかちあい


どの子もわが子

こちゃっこいに来て、

いろいろな子どもと、一緒に遊んでみませんか。
わが子が興味を持たない遊びに、一緒に熱中できるかもしれません。
わが子と違うリアクションに、驚くかもしれません。
あるいは、我が子とまったく同じ反応が見られるかもしれません。
わが子にされたら腹の立つことでも、笑って見過ごせるかもしれません。おだやかに声をかけられるかもしれません。
そんなに腹を立てることでもないのかもしれない、なーんて、
わが子を見る目が、ひょっとすると、変わるかもしれません。
 
どんな子にも、いろんな面があります。
もちろん、わが子にも、いろんな面があります。
そして、わたしたち大人も、ひとりひとり、いろんな面があります。
 
そんなこと、当たり前のことなんだけど、
いつも、親子でくっついていると、ついつい忘れてしまいがち。
 
いつもと違う組み合わせで遊んでみれば、

 

ひょっこり、見落としていることに出逢えるかもしれません。

わが子もみんなの子

「ヒトのものを勝手に使う」

「順番を気にしない」

「いつまでも独り占めしている」

「同じおかずばっかり食べて、周りの子にいきわたらない」

 

などなど、子どもを見ていて、

気になることが、もろもろあるかもしれません。

 

でも、声をかける前に、ちょっと想像してみてください。

 

これはどれも、子ども同士でやりとりが始まる大切な一歩、

と私たちは考えています。

 

嫌だなと思った子どもが、直接、相手の子に言えば、その気持ちは、大人が先回りして代弁するよりも、ずっと相手の子の胸に響くのではないでしょうか。

 

 

 

同じように、

 

「言葉遣いが荒い」

「ありがとうを言わない(あいさつしない)」

「靴のまま、シートにあがる」

 

といったことは、親以外の大人とのやりとりが始まるチャンスだと、私たちは考えています。

 

そのやりとりを見て、何かヒントが見つかるかもしれません。

そして、わが子の違う一面が見られるかもしれません。

 

 

 

わが子を、みんなの手にゆだねてみましょう。